学童保育の特徴
学童保育施設は、学校のように児童が集団で生活をする場所ですが、規律よりも自由といったものが重んじられています。それは、学童保育の導入理由が、家に代わる保育の場の導入ということであり、児童が自由に遊べてくつろげることを第一としているためです。
また学童保育施設は、学校と違って幅広い年齢の児童が集まって生活をともにしている点も特徴の一つとなっています。年齢の違う児童同士の交流は、社会性を身につけるという意味でも意義のあることです。
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ほかに、学童保育施設はその他の児童施設と違って、児童をきちんと見守る指導員がいます。指導員は、学校の先生のように勉強を教えることもありますが、ほとんどは、児童たちに遊びを教えたり、またその様子を見守ったりして、親代わりといった役割を果たします。
厚生労働省では、2007年より、放課後における児童の健全な過ごし方を指導する「放課後子どもプラン」を推し進めています。「放課後子どもプラン」は、その目的を、地域の中で放課後に子どもの安全で健やかな居場所をつくること、としています。場所づくりが目的で、そこには親代わりとして児童を見守る人のことは決められていません。また最近では、少子化の影響から児童数が減って、小学校の空き教室を学童保育に利用しようという動きもあります。それは、保護者で運営する学童保育施設を解消して、自治体が設置して民間で運営する学童保育施設に統合しようというものです。その指導員には、元教員や退職教員が当たるため、学校の延長のようなものと見る向きもあり、家庭生活の代わりとなり得るか疑問視する関係者もいるようです。
ここ最近の学童保育についての公的な動きには、本来の学童保育の特徴や意義と離反していく傾向がある点が危惧されています。
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